あなたは猫のどんなところが好きですか?
全部かわいい?それはもちろん!
たくさんの魅力がいっぱいの猫。
まるまる・ゆるゆる・ふんにゃりの猫。
私は特に、やわらかポーズがたまらないのです!
そして例えば、猫をなでた時の気持ち。
なでている私たちも、ふわふわあったか。
猫もなでなで気持ちいい。
そんな風に、どっちも幸せ!な瞬間をきりとった作品づくりをしています。
「いっしょに笑顔」の花にゃん子堂です。
HANA
絵画教室の先生をしている水彩画家の祖父。
絵の上手い両親。
私にとって「絵を描く事」は、ごく自然な事でした。
絵を描くのは得意!
でも、子供の頃からぽっちゃりで
容姿に自信がない。運動神経もない。
とっても内向的で、お友達を作るのも苦手。
クラス替えの度にひとりぼっちで、いつも寂しい思いをしていました。
他に得意な事が見つからないまま大きくなって、美術大学へ進学したけれど
自分を素直に表現する事が苦手だった私は
好きでもないのに風景画ばっかり描いていたなぁ…。
そんな中、自分の好きなものを描いて
色んな人に見てもらえる
「イベント」という存在を知ったのです。
イベントに出展する中で
「好きなもの」を通してコミュニケーションをしていくうちに
いつの間にか、人付き合いへの苦手意識が薄くなっていきました。
思い返せば、中学生の時も高校生の時も
いつだって、お友達や仲間が出来たきっかけは「絵」。
就職して、絵を仕事には出来なかったけど、イベントへの出展は継続。
そのうち粘土細工にも手を出してみたりして
イベントは楽しいなぁ!本当に大好き!
でもワケあって、2度の転職。
2度目なんて、事務所の急な移転で通勤が困難になったというだけの理由!
短期の派遣で繋いでいた時期もありました。
「会社に勤めていても、何があるか分からない!」
「今更だけど絵も仕事にしていかなくちゃ!」
じゃあ会社辞めちゃう?って、考えたりもしたけれど
そういえば、あちこち職場を変わったのに、私、人間関係で全然困らなかった!
学生の頃は、クラス替えで周りの環境が変わる事があんなに嫌だったのに…
私が唯一得意だった「絵を描く」事を通して、ひとりぼっちの自分とさよならが出来たのです。
「好きなもの」を形にするって、こんなに世界が広がるんだね!!
せっかく人付き合いが楽しいと思えるようになったのに
家にこもって1人で仕事をするのは、なんだかもったいない気がして
今ではどっちのお仕事も頑張っています。
「好きなもの」「得意なこと」を生かして、笑顔がいっぱい増えた私。
それを手に取って笑顔になってくださるお客様。
そんな皆さんの世界を広げるお手伝いも出来たらいいな!と思いながら
今日も『大好きなもの』=『猫』を描いています。
「好きなものを表現して、一緒に笑顔に!」